注意:私は医師でも専門家でもありません。あくまで自分の体験を記しておりますので
不調不良でお悩みの方は必ず医師や専門家にご相談ください。
ふくらはぎに激痛
更年期障害を疑いホルモン検査をするも
逆に更年期障害を否定する結果になり
また、他の項目も特に異常なしという診断で
原因ははっきりしないまま
定期的な通院と投薬を続けることに。
筋肉痛のような痛み
ホルモン検査後も
毎日、体のどこかが痛い生活を続けていましたが
だいたい首から腰にかけての痛みでしたが
軽い筋肉痛のような痛みがふくらはぎに出だしました。
特に筋肉痛になるような運動もしていないし
どこかでぶつけた記憶もなく
あまり気にしていませんでしたが。
痛風の時ような痛み
ある時、仕事中にじわじわと痛みが増し
急に筋肉が硬直したような感じで痛みが酷くなり、
その痛みは打撲等の痛みではなく
以前に発作が起きた痛風並みの痛みでした。
さすがに痛みに耐えきれず
仕事中にも関わらず、急ぎ病院へと向かいました。
循環器内科へ
とにかく職場近くの病院へと思い
ネットで探して向かったのは
循環器系のクリニックでした。
その時、なぜ循環器科を探したのは痛みで
ややパニックではっきり覚えてはいないんですが
通院している心療内科で血圧が高いのと動悸があるので
一度循環器系の病院で診てもらったら?という言葉を
思い出したからだと思います。
検査
激痛の足を引きずりながらもクリニックに着いた時には
もう歩くことすら拒絶したいくらいの痛みでした。
医師による問診後
とりあえず痛みのある左足のエコー検査で
やけに念入りにするなぁと思いながら検査も終わり、
待合で待っていたところ
看護師が深刻な顔で
一刻を争う状態かもしれないので
急ぎ大きな病院で精密検査を受けるようにと伝えられました。
クリニックの医師の説明では
エコーの画像と症状から血管が詰まっている可能性があり
急ぎそれを確認するためには
クリニックにある機器では詳細な検査ができないということで
紹介状を用意し、予約するので
設備のある中核病院に急いで行くように言われました。
血管造影CT
クリニックの医師の指示に従い
急ぎタクシーで検査予約をした病院へ向かいました。
救急外来で受付を済ませ
しばらくベンチで座ってましたが
依然として足には激痛があり
もう歩きたくないと伝えストレッチャーで
診察室まで運んでもらうことに。
そして、採血。
さすが救急外来の看護師は採血が早いと関心したのを覚えています。
(自分はどうも太っているのか健康診断の時に最低2回は採血される)
採血の後
すぐに医師から血管のCTを撮るということを
伝えられ造影剤の点滴を受けました。
初めての造影剤の投与は変な気分でした。
「血管が詰まってます」
CT検査も終わり
痛みは引かないもの病院にいる安心感からか
随分と落ち着きを取り戻せていました。
しばらくストレッチャーの上で横になっていたところ
若い医師が来てCT検査の結果
「ふくらはぎの血管に血栓ができていて詰まってますね」と言われました。
そうですかぁって感じでした。
痛みの原因が分かって安心しました。
深部静脈血栓症
深部静脈血栓症
ふくらはぎの静脈に血栓ができて
それが痛みとなって現れたのが
この痛みの原因でした
肺血栓塞栓症
深部静脈血栓症という症状じたいは
それほど恐ろしい状態ではなく
クリニックで言われた深刻な状態というのは
この静脈の血栓がなんらかの拍子で剥がれ
静脈を流れて心臓を通り越し
肺の血管を詰まらせた場合が最悪な事態ということで
それが「肺血栓塞栓症」で
所謂「エコノミークラス症候群」と言われるやつだそうです。
治療・処置
深部静脈血栓症ということを告げられ
念のため一晩入院しますか?
それとも帰りますか?
と聞かれました。
治療としては薬で血栓を溶かし血流を良くするというこで
何より原因がわかったので
足の痛みが残っているものの
薬によって血流が良くなると
出血した際に血が止まりにくくなるからという
注意をうけて、そのまま帰ることを選択しました。
ちなみに、今回の騒動で要した費用ですが、
クリニックとタクシー代
CT検査が時間外診療ということで4万円以上しました。
所持していた現金が足りず、カードも使えないので
後日の再診の際に払いました。
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